パナソニックは、麻布大学獣医学部獣医学科教授の阪口雅弘氏の総合監修の下、ナノサイズの帯電微粒子水「ナノイー」が、ペット(犬、猫)に関するアレル物質・細菌・真菌・ウイルスに対して抑制効果があることを検証したと発表した(ニュースリリース)。ナノイーとは、水に高電圧を加えることで生成される5n~20nmの帯電微粒子水のこと。同社は、空気清浄機、エアコン、加湿機、冷蔵庫、洗濯乾燥機、掃除機、スチマー、ドライヤなどでナノイー機能を搭載している製品を出している。

 今回、ナノイーによる抑制効果が検証されたのは、以下の通りだ。まず、アレル物質としては、Can f1(犬由来)、Fel d1(ネコ由来)の2種類。細菌は3種類で、MRSP(メチシリン耐性ブドウ球菌)、ボルデテラ、パスツレラ。加えて、カンジダ、クリプトコッカス、マラセチアといった3種類の真菌と、ネココロナウイルス、イヌアデノウイルス、イヌジステンパーウイルス、イヌパルボウイルス、イヌヘルペスウイルスの5種類のウイルスである。