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トヨタ紡織、ケナフを活用した自動車内装部品を軽く、トヨタが「レクサスGS」に採用

2012/02/13 19:19
浜田 基彦=日経Automotive Technology
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 トヨタ紡織は、従来のケナフ活用技術を応用し、より軽くしたドアトリムとシートバックボードの基材を開発した。原料のPP(ポリプロピレン)に、ケナフ繊維との親和性を高める添加剤を配合し、PPとケナフの接合強度を高めることで、従来品に比べて20%軽くした。2012年1月にトヨタ自動車が発売した新型「レクサスGS」に採用された。

 基材の裏面には基材を車体に取り付けるための樹脂製ブラケットがある。従来はブラケットを成形したあと基材に接着していたが、これを同時に成形する技術を開発した。プレス成形をする金型の片方にキャビティを掘り込んでおき、プレスの型を閉じるのと同時に、ブラケットになる樹脂を射出する。樹脂は強化繊維なしのPP、基材のマトリックスと同じ材質であるため強く溶着する。生産効率を向上し、ブラケットを小さく、軽くできた。

 トヨタ紡織グループは、1990年代から工業製品への植物の活用を検討しはじめた。そのうち成長が早く、二酸化炭素の吸収能力が高いケナフはインドネシアで種子の開発から栽培、ボード生産まですべてを事業化した。2000年に製品化したドアトリムを皮切りに、順次採用車種、部位を拡大してきた。

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