東芝製Liイオン2次電池「SCiB」搭載のマンション用エレベータが商品化
東芝エレベータは、マンション用エレベータ・システムに東芝製の蓄電池を非常用電源として採用し、不動産デベロッパの大京が分譲するマンションに納入する(東芝のニュースリリース、大京のニュースリリース:PDF)。搭載する蓄電池は、負極材にチタン酸リチウムを使う東芝製のLiイオン2次電池「SCiB」。電気自動車「i-MiEV」や「フィットEV」に採用されている(Tech-On!関連記事1、同2)。蓄電装置は10kWの入出力が可能。これにより停電時などにマンション向け住宅用エレベータを約10時間、通常の速度で運行できるという。
納入先は、大京の50戸以上かつ10階以上のマンション。大京は、東日本大震災以降「災害に強いマンションづくり」のための商品開発を進めており、これまで自家発電装置の設置、防災備蓄品の拡充、LED照明の採用、液状化対策マニュアルの策定などに取り組んできた。今回は東芝エレベータと共同で、停電などの非常時にも利用可能なマンション用エレベータ・システムを開発した。今後は、エレベータの運行だけでなく、共用部の動力や照明への電力供給切り替え、さらには「ピークシフト」や「ピークカット」、太陽電池との組み合わせについても検証していく。
記事中に誤りなど,編集部へのご連絡にはフッターのご意見/ご感想・お問い合わせをお使いください。












