PTCジャパンが「MRJ」の整備情報管理システムを構築、航空会社向けサービスに
PTCジャパン(本社東京)は2012年2月7日、三菱航空機(本社名古屋市)が開発を進める次世代旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の整備情報管理システムの構築に向けたパートナーとして選定された、と発表した。
三菱航空機のカスタマーサービス部門が、米PTC社の品質情報管理システム「Windchill Quality Solutions」と、技術文書管理システム「Arbortext Service Information Solutions」を導入する。Windchill Quality Solutionsで点検や部品交換の情報やスケジュールを管理し、運用時の故障を未然に防いで運用効率を向上させるとともに、Arbortextを整備に必要な文書の管理や更新に用いる。Arbortextは、民間航空分野から派生した技術文書の国際規格「S1000D」に準拠したバージョンになる。
MRJの顧客(航空会社)向けサービスに関して、三菱航空機は2011年6月に米Boeing社と提携し、「米Boeing Commercial Aviation Services社がMRJについても24時間365日体制で顧客サービスを提供する」と発表した。Boeingは、自社製航空機の顧客向けWebサイトを既に開設しており、整備情報を提供すると共に、顧客航空会社がデータを保存できるホスティング・サービスなども運用している。MRJについても、Boeingの仕組みをベースに同様のサービスを顧客向けに提供することになる模様。このサービスの基となる設計情報や部品情報、整備計画情報などをPTCのシステムで管理していくものとみられる。
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