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三菱電機、使用済みルームエアコンのNd磁石回収を2012年4月に事業化

2012/02/08 16:19
中山 力=日経ものづくり
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【図1】半解体状態の圧縮機からロータを引き抜き、脱磁した上でNd磁石を分離する自動解体装置。
【図1】半解体状態の圧縮機からロータを引き抜き、脱磁した上でNd磁石を分離する自動解体装置。
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【図2】自動解体装置による処理フロー。
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 三菱電機は、ルームエアコンの圧縮機で使われているネオジム(Nd)磁石を回収し、国内循環させる体制を構築する(ニュースリリース)。ハイパーサイクルシステムズ(本社千葉県市川市、以下HCS)で使用済みルームエアコンから回収した圧縮機を、三菱電機の子会社のグリーンサイクルシステムズ(本社千葉市、以下GCS)に供給し、GCSで圧縮機を解体して、Nd磁石を回収。そのNd磁石は国内でリサイクルを行う磁石メーカーに供給する。

 GCSには、三菱電機が開発したNd磁石回収用の自動解体装置を設置し、2012年4月に稼働を開始する。この装置は、半解体状態の圧縮機からロータを引き抜き、常温で脱磁した上でロータとNd磁石を分離する機能を持ち、既設の圧縮機分解ラインに連動して効率良くNd磁石を回収できる。なお、同装置は経済産業省「レアアース等利用産業等設備導入事業」の支援を受けて開発した。

 回収したNd磁石を国内で循環させる体制は、磁石メーカーと共同で構築する。Nd磁石の確実な国内循環を担保するため、三菱電機は自社製ルームエアコンでの再利用も視野に入れる。

 GCSで受け入れる圧縮機はHCSからの供給を基本にしつつ、今後は、他のリサイクルプラントからも広く受け入れ、事業規模を拡大する。Nd磁石の回収量を拡大するため、HCSで取り扱う使用済みハードディスク・ドライブ(HDD)などからの回収も検討する。

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