天井クレーンの電力3割削減、ACTらがLiイオン・キャパシタを使った電源を開発
双日マシナリー(本社東京)とアドバンスト・キャパシタ・テクノロジーズ(本社東京都昭島市、以下ACT)、クレーンメーカーの産機(本社松江市)は、共同で天井クレーン用のハイブリッド電源システムを開発したと発表した(ニュースリリース)。
蓄電装置と交流電源からなるシステム。工場などで用いられる天井クレーンの巻き下げ時に発生する回生エネルギを蓄電して、クレーンの力行時に再利用する。これにより消費電力を約3割削減できるという。蓄電装置にはACTが製造・販売するリチウムイオン・キャパシタ(LIC)を採用した。新設の天井クレーンだけでなく、既設のものにも適用できる。既設のクレーンに適用する場合は、制御方式をインバータ方式に変更した上でハイブリッド化する。
販売は双日マシナリーが担う。導入コストは、15tクレーンの場合で約1000万円。2012年度に5台、2013年度に15台、2014年度に30台の販売を目指す。LICは、高速充放電が可能なキャパシタの一種。電気2重層キャパシタに比べてエネルギ密度が高い、鉛蓄電池やニッケル水素などの2次電池に比べるとサイクル特性に優れるといった特徴がある。(吉田 勝)
連絡先:(1)双日マシナリー(2)産機(3)ACT
TEL:(1)03-5204-5621(2)0852-21-3047(3)042-542-2901
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