2011年の世界半導体売上高が3000億米ドルに届かず、2年連続の「おあずけ」
米SIA(Semiconductor Industry Association)の発表によると(ニュース・リリース)、2011年通年の半導体の世界売上高は、対前年比0.4%増の2995億米ドルだった。2010年の2983億米ドルに続いて(Tech-On!関連記事1)、わずかの差ながら業界期待の「3000億米ドル」の大台に乗らず(同2)、2年連続の「おあずけ」状態になった。
ただし3000億米ドルを突破しなかったとは言え、2995億米ドルは半導体世界売上高としては過去最高。過去最高の更新は2年連続である。2011年は東日本大震災とタイの洪水といった大きな自然災害や、欧州発の経済不調など、痛い外的要因が多かった。
そのような厳しい状況の中で、2011年に健闘が目立ったセグメントとして、SIAはオプト(光エレクトロニクス)、センサーとアクチュエータ、マイクロプロセサの三つを挙げている。例えば、オプトの市場は照明やイメージ・センサーがけん引役となり、対前年比6.4%成長して231億米ドルになった。
センサーとアクチュエータの市場は、SIAの分類では、最も規模が小さい半導体市場セグメントでかつ成長率が最も高いという。2011年の同市場は対前年比成長率が15.5%で、80億米ドルだという。中でもMEMS関連品が今後の伸びしろが大きいとする。
MOSマイクロプロセサはICのサブカテゴリである。その市場は対前年比7.5%成長して652億米ドルになった。SIAによれば、MOSマイクロプロセサはロジックに続いて半導体市場で2番目に大きな規模のセグメントである。
2011年通年の結果と一緒に、2011年12月や2011年第4四半期の実績も発表されている。2011年12月の半導体世界売上高は対前月比で5.5%減少して(Tech-On!関連記事3)、238億3000万米ドルだった(3カ月の移動平均値、以下同)。対前年同月比では5.3%の減少である。また、2011年第4四半期の半導体世界売上高は対第3四半期比で7.7%減、対前年同期比で5.3%減の715億米ドルだった。












