透明導電性インク開発のCambriosに、Samsungが出資
透明電極材料の開発を進めるベンチャー企業の米Cambrios Technologies社は、新たに韓国Samsung Venture
Investmentから500万米ドルの出資を受けたことを明らかにした(発表資料)。
Cambrios社は、ITO代替の透明電極材料に関する技術開発を進めてきたベンチャー企業。これまでに、透明導電フィルムなどで利用する透明導電性インクを開発しており、東レ・グループなどに供給している(Tech-On!の関連記事)。
Cambrios社は今回の出資を受けたことにより、従来以上にSamsungグループの企業との協業が増えると見込んでいる。携帯機器のタッチパネルのほか、有機ELパネルでの透明導電フィルムの採用などに期待している。
加えて今回、同社CEOに、元SiBEAM社CEOであるJohn LeMoncheck氏が就任したことも発表した。LeMoncheck氏は、SiBEAM社においてWirelessHD規格の無線チップセットの事業立ち上げを行ったほか、米Silicon Image社でHDMI規格の標準化などに取り組んでいた。Cambrios社は東レ・グループや日立化成工業など、日本企業との協業を多く進めているが、LeMoncheck氏は日本企業との協業経験も多くあり、今後さらに日本企業との提携などを推進していくとみられる。
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