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【麻倉怜士CES報告7】シャープとアイキューブド研究所の「ICC・4Kディスプレイ」はさらに画質向上

麻倉 怜士=評論家、日本画質学会副会長
2012/01/14 20:03
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写真は、筆者が撮影。
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 「光の情報を正確に再生する」をモットーとする驚異的な超解像技術とアップコンバート技術で、2011年10月の「CEATEC」でもたいへんな話題だった、I3(アイキューブド)研究所のICC技術がさらに磨かれた。「2012 International CES」のシャープ・ブースは正面に「ICC+60型4K×2Kディスプレイ」の大きな視聴ブースを設け、いつも長蛇の列。

 映像コンテンツは、これまで「IFA」や「CEATEC」で披露した春の高輪プリンスホテルでの庭、室内に加え、晩秋の上高地、芦ノ湖の湖面の新作品が加わった。CEATECの時に比べ、さらに超解像処理の精度が上がり、4K×2Kとしての粒子感が細かくなり、素材感を演出する光の抑揚がより精密になった。

 筆者が感動したのが、空気の温度、湿度感の再現がさらに緻密になったことだ。上高地の陽が当たらない部分の冷気、芦ノ湖の湖面のこまかな水模様の違いによる三隻の遊覧船の距離の違いの表現など、まさに眼前のリアリティ。心臓がどきどきするほどだ。この素晴らしい技術はぜひ今年、シャープの4K×2Kテレビで開花してほしい。

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