• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOMEエレクトロニクス機器 > 【CES】PCをKinectで操作、正式版は249米ドルで2月発売

【CES】PCをKinectで操作、正式版は249米ドルで2月発売

  • 進藤 智則=日経エレクトロニクス
  • 2012/01/11 18:43
  • 1/1ページ
PC向けの「Kinect for Windows」の写真
PC向けの「Kinect for Windows」の写真
[画像のクリックで拡大表示]

 米Microsoft社は、Windows PC向けのジェスチャー入力コントローラ「Kinect for Windows」を2012年2月1日に日米を含む世界12カ国で同時発売すると発表した(発表資料)。希望小売価格は、1年間の保証やランタイムおよびSDKなどのソフトウエア付きで249米ドルである。2012年後半には、149米ドルのアカデミック版も投入する計画である。

 今回のKinect for Windowsの最大の特徴は、Kinectの商用利用を認めている点である。同社は2011年6月にPCでKinectを用いるためのSDKを無償公開したが、あくまでベータ版との位置付けであり、商用利用は認めていなかった(Tech-On!関連記事01同02 同03 )。

 今回の正式版SDKが投入されることで、SIer(システム・インテグレータ)などを含む開発者の誰もが、PCでKinectを利用するアプリケーションを構築・販売できるようになる。

 2012年1月10日のCESにおけるMicrosoft社の基調講演では、米Boeing社、米American Express社、Unilever社、Citigroup社などが既にKinectを用いたシステムの検討を開始していることが明らかにされた。

価格は約1万円ほどアップ

 Kinect for Windowsは、至近距離で操作するPCでの利用を想定し、距離画像を取得できる最短距離を、Xbox 360向けのKinectの85cmから50cmにまで縮めている。さらに、単一のハードウエアとのみ接続できればよいXbox 360向けと異なり、さまざまなメーカーのPCと接続する必要があるため、USBケーブルを短くし、USB接続の信頼性を高めるなどの変更を施している(Tech-On!関連記事)。

 価格は、Xbox 360向けのKinectが1万4800円であるのと比べると、1万円ほど高くなっている。Microsoft社によると、ゲーム機向けKinectでは、ゲーム・ソフトの売り上げなどエコシステム全体でハードウエアのコストを回収できるのに対し、PC向けではそうした方策がとれないため、価格が高くなっているとしている。

新たにWindows Embeddedもサポート

 対応OSは、Windows 7およびWindows 8 developer Preview(Metro環境は非対応)である。また、新たにWindows Embeddedもサポート対象となった。これにより、PCやゲーム機以外の一般の組み込み機器でも、Kinectを利用する道が開けたこととなる。

 今回のKinect for Windowsでは、ソフトウエア企業のMicrosoft社でありながら、事業面では純粋なハードウエア・モデルを採る。SDKやランタイムについてロイヤルティーは一切発生せず、Kinect for Windowsのハードウエアと共に用いる限り、開発者およびエンド・ユーザーのいずれもが無償で利用できる。

 なお、2012年2月に公開されるSDKは、同時に発売されるKinect for Windowsのハードウエアのみで利用できる。ゲーム機向けのハードウエアであるKinect for Xbox 360をPC向けに用いる場合は、従来のベータ版SDKのみが利用可能であり、ゲーム機向けの安価なKinectを新しいSDKとともに用いることは認められていない。

 これまで通り非商用のベータ版SDKを使い続けること自体は可能である。こうした用途に向けて同社は今回、ベータ版のライセンス期限を2016年1月まで延長した。ただし、同社は、Kinectの開発者が正式版のSDKに移ることを期待しているという。

【技術者塾】
「1日でマスター、実践的アナログ回路設計」(2016年8月30日(木))


コツを理解すれば、アナログ回路設計は決して難しくはありません。本講義ではオペアンプ回路設計の基本からはじめて、受動部品とアナログスイッチや基準電圧などの周辺回路部品について学びます。アナログ回路設計(使いこなし技術)のコツや勘所を実践的に、かつ分かりやすく解説いたします。。詳細は、こちら
日時:2016年8月30日(火)10:00~17:00
会場:エッサム神田ホール(東京・神田)
主催:日経エレクトロニクス

おすすめ ↓スクロールすると、関連記事が読めます↓