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【CES】パナソニックが20.4型の4K液晶パネルを開発、独自技術で消費電力を大幅に削減

2012/01/10 17:57
高橋 史忠=日経エレクトロニクス
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 パナソニックは、4K×2K(3840×2160)画素を備えるIPS(in-plane-switching)方式の20.4型液晶パネルを開発した。画素の精細度は216ppiと、4K×2K画素のディスプレイでは最も高いという。2012年1月10〜13日に米国ラスベガスで開催される民生機器展示会「CES
2012」に先立つ記者発表会で開発を明らかにした。発表会場には開発品の姿はなかったが、同展示会に参考出展する計画だ。

 開発したのは、「IPSαパネル」と呼ばれる液晶パネル。今回は、液晶画素の開口率を高める独自技術と、新たな画素構造を組み合わせることで、4K×2K画素の高精細パネルを実現した。開口率を高める技術は精細度の向上に、新たな画素構造は透過率を高めることに、それぞれ主に寄与した。微細な線や文字情報をより鮮明に表示し、微妙な質感や背景の奥行き感といったディテールを実物に忠実な形で表示しやすくなったという。

 同じ方式を使う同サイズのフルHDパネル(1920×1080画素品)に比べ透過率は2倍と高い。これにより、液晶パネルのバックライトの光を効率的に活用できるようになった。この結果、液晶パネルを3.5mm厚と薄型にでき、同サイズのフルHDパネルと同等の消費電力で4K×2Kの高精細映像を表示可能にした。

 今回開発した液晶パネルの輝度は450cd/m2、色再現性は70%と高い。パネルの斜め方向の視野角特性を向上する独自の液晶配向技術を新たに採用したことで、色再現性の高い映像を広視野角で視聴できるという。

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