東芝は、2012年1月10~13日に米国ラスベガスで開催される「2012 International CES」の出展概要を発表した(ニュース・リリース)。タブレット端末や液晶テレビなどのデジタルAV機器に加えて、「スマートホーム」の展示も実施する。

 注目を集めそうなのが、タブレット端末。有機ELパネルを搭載し薄型化と高輝度化を図ったモデルや、ワイヤレス給電と防水機能を備えたモデルを参考出展する。さらには、米国市場向けのタブレット端末/ノート・パソコンの新製品として、世界最薄・最軽量をうたった10.1型のタブレット端末や世界最薄・最軽量をうたった13.3型のノート・パソコンを展示する(Tech-On!の関連記事1Tech-On!の関連記事2)。

 液晶テレビでは、放送やVODなどの映像コンテンツを横断的に検索できる機能を搭載し、タブレット端末用アプリケーション・ソフトウエアによる連携に対応した米国市場向けモデルを出展する。さらには、欧州・日本市場で発表済みである「4K×2K」(3840×2160画素)の2D映像と裸眼での3D映像の表示に対応した55型の液晶テレビを参考出展する(Tech-On!の関連記事3)。

 スマートホームでは、家庭内のゲートウエイとなる「ライフデザインボックス」を参考展示する。デジタル家電とスマートメーター、太陽光発電システム、電気自動車(EV)をHEMS(home energy management system)で連携・制御するスマートホームを提案する予定。