旭硝子(AGC)は、モバイル機器や電気自動車に用いられるリチウムイオン電池(LiB)部材事業の強化の一環として、LiB正極材の製造・販売拠点を中国に新設すると発表した。同社の子会社のAGCセイミケミカルが、中国のLiB正極材メーカーの無錫通達〓能科技公司(〓は金偏に里)を子会社化(新社名は清美通達〓能科技(無錫)公司、〓は金偏に里)し、2012年4月ごろに生産を開始する予定という。これにより、旭硝子グループにおけるLiB正極材の生産能力は倍増する。
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