トヨタ自動車は、前後輪の切れ角を変えて車両の動きを制御する技術を開発し、次期型「レクサスGS」の「F Sport」モデルに搭載する。車速が70~80km/h以上で旋回するときに、車体の向きと進行方向のズレである車体スリップ角をほぼゼロにして「安心感のある運転」(同社)を実現する。これまで前輪と後輪の切れ角をそれぞれ制御する技術はあったが、前後輪をまとめて制御するのはトヨタとして初めて。「第42回東京モーターショー2011」にシステム構成を示す模型を出展した。
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