東芝は、同社製のSiC製ダイオードを用いた、鉄道車両向けインバータ装置を開発した(発表資料)。同インバータ装置は、鉄道車両の床下に搭載した永久磁石式同期モータの駆動に向けたもの。Si製ダイオードを利用した同社の従来型のインバータ装置と比較して、約60%の体積削減を実現したという。開発品と永久磁石式同期モータを組み合わせた場合、Si製ダイオードを利用したインバータ装置と誘導モータを利用した場合と比較して、約20%の省エネ効果を得られるとする。
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