米Intersil Corp.は,競合他社品に比べて消費電力を40~50%削減したデジタル制御のポテンショメーター(DCP)IC「ISL233x5/ISL234x5」を発売した。アナログ回路部の電源電圧を+1.7~5.5Vに,デジタル回路部とインタフェース部の電源電圧を+1.2~5.5Vと低くすることで消費電力を削減した。両電源電圧とも+5Vのときの消費電流は2.8μAである。電源回路のマージニング回路(出力電圧や上限/下限値をデジタル的に調整する回路),RFパワー・アンプのバイアス補償回路,液晶ディスプレイのバイアス補償回路などに向ける。
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