図1  Wi-Fi対応のコンパクト型デジタル・カメラ「LUMIX DMC-FX90」
図1  Wi-Fi対応のコンパクト型デジタル・カメラ「LUMIX DMC-FX90」
[画像のクリックで拡大表示]
図2 本体背面にWi-Fi機能を呼び出す専用ボタンを配置
図2 本体背面にWi-Fi機能を呼び出す専用ボタンを配置
[画像のクリックで拡大表示]

 パナソニックは、Wi-Fi対応のコンパクト型デジタル・カメラ「LUMIX DMC-FX90」を海外で発表した(図1)。本体背面にWi-Fi機能を呼び出す専用ボタンを搭載し、撮影した画像をカメラから直接アップロードできるのが最大の特徴(図2)。国内での発売は未定である。

 IEEE802.11b/g/nに準拠し、「Facebook」や「Flickr」、「Picasa」、「YouTube」といったアップロード先を選択できる。DMC-FX90のユーザー向けに提供する新サービス「LUMIX CLUB」を利用すると、サービスごとに個別にログインする必要なく、複数のアップロード先に対応する。

 スマートフォン向けには、「iPhone」とAndroid OS端末向けには無償のアプリケーション・ソフトウエア「LUMIX LINK」を提供する。Wi-Fi環境がない場所でも、携帯通信回線を経由してモバイル端末に直接転送した画像をLUMIX CLUBに送ることができるという。

 DMC-FX90は、タッチパネル式の3型液晶ディスプレイを搭載する。液晶ディスプレイにタッチしてピントを合わせる「タッチAF」や、シャッターを切る「タッチシャッター」などの機能を備える。レンズは光学5倍で、35mm判換算の焦点距離24~120mm相当。