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ソニーがLight Peak対応ノート・パソコンを発売へ、ついに光伝送技術を採用

竹居 智久=日経エレクトロニクス
2011/06/28 14:29
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図1 Light Peakに基づく高速インタフェースを採用した「VAIO Z」シリーズの新製品「VPCZ21V9E」と、その高速インタフェースで接続して利用する外部機器「Power Media Dock」。(図:Sony Europe)
図1 Light Peakに基づく高速インタフェースを採用した「VAIO Z」シリーズの新製品「VPCZ21V9E」と、その高速インタフェースで接続して利用する外部機器「Power Media Dock」。(図:Sony Europe)
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図2 VPCZ21V9Eの右側面。右から2番目のポートが、Light Peakに基づく高速インタフェースおよびUSB 2.0/3.0に対応するポートとみられる。(図:Sony Europe)
図2 VPCZ21V9Eの右側面。右から2番目のポートが、Light Peakに基づく高速インタフェースおよびUSB 2.0/3.0に対応するポートとみられる。(図:Sony Europe)
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図3  VPCZ21V9Eの筐体内部を上面から見たところ。上部の中央やや右に、Light PeakのコントローラLSIと光送受信モジュールが実装された小型基板が見える。(図:Sony Europe)
図3  VPCZ21V9Eの筐体内部を上面から見たところ。上部の中央やや右に、Light PeakのコントローラLSIと光送受信モジュールが実装された小型基板が見える。(図:Sony Europe)
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図4  VPCZ21V9Eの筐体内部を下面から見たところ。光送受信モジュールから出たケーブルが、Light Peak対応ポートのコネクタに接続されている。(図:Sony Europe)
図4  VPCZ21V9Eの筐体内部を下面から見たところ。光送受信モジュールから出たケーブルが、Light Peak対応ポートのコネクタに接続されている。(図:Sony Europe)
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図5 「Sheet Battery」と呼ぶ外付けのLiポリマ2次電池もオプションとして提供する。内蔵の2次電池では7時間の連続動作が可能だが、この2次電池を利用すると連続動作時間が14時間になるという。(図:Sony Europe)
図5 「Sheet Battery」と呼ぶ外付けのLiポリマ2次電池もオプションとして提供する。内蔵の2次電池では7時間の連続動作が可能だが、この2次電池を利用すると連続動作時間が14時間になるという。(図:Sony Europe)
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 ソニーの欧州法人であるSony Europe社は現地時間の2011年6月28日、ノート・パソコン「VAIO Z」シリーズの新製品(型番は「VPCZ21V9E」)を発表した(英文の発表資料)。米Intel社が開発した光伝送技術「Light Peak」(開発コード名)に基づく高速インタフェースを初めて採用した。2011年7月末から欧州で順次発売する。同社はこれに合わせて、Light Peakに基づく高速インタフェースで接続する専用の外部機器「Power Media Dock」(型番はVGP-PRZ20CおよびVGP-PRZ20A)も発売する。

 VAIO Zの新製品は、マイクロプロセサにIntel社の「Core i7-2620M」(2.7GHz動作品)を搭載し、256GバイトのSSD、13.1型で1600×900画素の液晶ディスプレイを備える。主記憶は8Gバイト。ソニーの「Exmor」ブランドを冠した130万画素のWebカメラも搭載する。外形寸法は約210mm×16.65mm×330mmで、標準の内蔵Liポリマ2次電池利用時の重さは約1.18kgである。

 有線の外部インタフェースとして、Light Peakに基づく高速インタフェースおよびUSB 2.0/3.0に対応するポートを1基、USB 2.0ポート1基、HDMIポート1基などを搭載する。ソニーは、Intel社が2009年9月にLight Peakを発表したときに賛同のコメントを寄せるなど、早くからLight Peakへの興味を示していた(Tech-On!の関連記事)。米Apple社はMini DisplayPortのコネクタを使う、“電気版Light Peak”といえる高速インタフェース「Thunderbolt」を実用化したが(Tech-On!の関連記事)、ソニーは今回いち早く光伝送技術を導入した。無線インタフェースは、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、Bluetooth 2.1 + EDR、3Gに対応する。

Light Peakで接続する外部機器にGPUを搭載

 Light Peakで接続するPower Media Dockは、「外付けの光ディスク装置」「外付けのグラフィックス・カード」「USBハブ」などとして動作する外部機器である。光ディスク装置を備えるほか、米Advanced Micro Devices社のGPU「Radeon HD 6650M」を搭載しており、DDR3接続のビデオ用メモリを1Gバイト備える。光ディスク装置は、VGP-PRZ20AがBlu-ray Discと各種DVD規格、同20Cが各種DVD規格に対応する。USB 2.0ポートを2基(うち1基はUSB 3.0に対応)、HDMIポートを1基、1000/100/10BASE-T対応のEthernetポートを1基、D-sub 15ピンのアナログ・ビデオ端子を1基搭載する。

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