CSKとガイオ・テクノロジーが協業、モデル・ベース開発とモデル駆動開発で
組み込みソフトウエア向けの開発・検証ツールを手掛けるガイオ・テクノロジーとシステム構築のCSKは、モデル・ベース開発(MBD)およびモデル駆動開発(MDD)について協業を開始した(発表資料)。自動車メーカーやサプライヤーなどに対し、MBDやMDD向けのプロセス改善や設計/開発支援などを共同で実施する。2014年3月期に20億円の売り上げを目指す。
中部地区で自動車業界向けにMBDの開発経験を積んだCSKのソフトウエア技術者を、東京に再配置し、関東地区でのMBD人材の需要に応える狙いである。ガイオ・テクノロジーは2011年4月に、MBDおよびMDDの設計支援事業を「モデル中核開発事業(Model Centered Development)」という名称で発足させている(発表資料)。
一般にMBDは、制御工学を基盤としており、自動車業界において古くから実践されている。制御対象(メカ系、電気系などのプラント)を安定化するためのフィードバック系を、MATLAB/Simulinkなどのツールを用いて設計する。
これに対し、MDDはソフトウエア工学を基盤としており、欧米の防衛産業では実践例が多いものの、日本国内では一部の先進的な企業を除いて実践例は少ない(関連記事『アセンブラからC言語,そして「モデル駆動開発」へ』、Tech-On!関連記事、NE関連記事)。
MDDでは、ソフトウエアの静的構造をクラス図で、動的振る舞いをステート・マシン図やアクション言語によりそれぞれ記述し、それらのモデルから実行可能なソース・コードを生成する。代表的な手法として、「Executable UML(xUML、旧Shlaer-Mellor法)」(NE関連記事)、「Rational Harmony」などがある。Executable UMLではBridgePointやiUML、HarmonyではRhapsodyなどのツールが用いられる。
<モデル駆動開発(MDD)関連記事>
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