図1 スマートファミリンク・アプリでAQUOS PHONEの画像データをAQUOS Lに表示したところ
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図2 スマートファミリンク・アプリのアイコン(左下から3番目)とAQUOSリモート・アプリのアイコン(左上)
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図3 スマートファミリンク・アプリを立ち上げたところ
図3 スマートファミリンク・アプリを立ち上げたところ
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図4 AQUOSリモート・アプリでEPGから“スポーツ”を検索したところ
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図5 AQUOS Cityのホーム画面
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 シャープは2011年6月15日、同社のスマートフォン「AQUOS PHONE」やBlu-ray Disc(BD)レコーダー「AQUOSブルーレイ」との無線連携機能を備えた液晶テレビ「AQUOS L」シリーズを発表した(発表資料1)。画面寸法が60型と52型、46型、40型の4種類であり、2011年7月15日に発売する。新製品の発売と同時に、新たなネットワーク・サービス「AQUOS City」の提供も開始する(発表資料2)これらの機能により、「単にハードウエアによる価値を提供するだけでなく、ソフトウエアやサービスと両輪になることで新しい生活文化を提供していく」(同社 執行役員 AVシステム事業統轄 兼 AVシステム事業本部長の中村恒夫氏)考えとする。

 AQUOS Lシリーズは、IEEE 802.11a/b/g/nに準拠した無線LAN機能を内蔵する。AQUOS PHONEやAQUOSブルーレイと、無線LAN経由でデジタル・コンテンツを共有・視聴できる「スマートファミリンク」機能を搭載する。AQUOS PHONE専用のAndroidアプリを用いることで、AQUOS LシリーズやAQUOSブルーレイの操作や相互連携が可能になる。

 発売時に提供するAndroidアプリは、「スマートファミリンク・アプリ」と「AQUOSリモート・アプリ」の2種類。スマートファミリンク・アプリでは、AQUOS PHONEで撮影した動画や写真データや、AQUOSブルーレイに保存された録画番組を、AQUOS PHONEの画面上で選択しタッチ操作でテレビに表示させることが可能。AQUOSリモート・アプリでは、電子番組表(EPG)やHDDに録画した番組、Webサイト、VODサービスにある関連コンテンツを検索し、その結果を表示できる。 

 新たにサービス提供を開始するAQUOS Cityは、「TSUTAYA TV」や「アクトビラ」「ひかりTV」「T's TV」など有料のVODサービスや、「YouTube」などの動画投稿サービス、天気予報やニュースなどの情報提供サービスをホーム画面に集約したもの。テレビ映像を見ながら、AQUOS Cityのサービスを利用できる。シャープの独自機能として、各種サービスのコンテンツを検索できる「スマートサーチ」機能や離れて暮らす家族などのテレビの使用状況をメールで知らせる「見守りサービス」などを提供する。

 なお、AQUOS Lシリーズの市場想定価格は以下の通り。
60型品:45万円前後
52型品:38万円前後
46型品:30万円前後
40型品:22万円前後