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HOMEエレクトロニクス電子設計 > 「Cellの演算能力を民生AV機器で使いたい」,東芝のエンジニアが語った10年間の熱き思い≪訂正あり≫

「Cellの演算能力を民生AV機器で使いたい」,東芝のエンジニアが語った10年間の熱き思い≪訂正あり≫

  • 小島 郁太郎=Tech-On!
  • 2011/05/20 00:09
  • 1/5ページ

 「Cell Broadband Engine(以下Cell)」はTech-On!の中で読者の関心が最も高いチップの一つである。数万円というゲーム機に搭載されながら,スーパーコンピュータ用プロセサ並みの演算能力を備えている。一方で,「ゲーム機向けに特化したチップを,他のアプリケーションで使うのはしんどそうだな」と多くのエンジニアは思っていた。ポテンシャルは高そうだが,それを引き出すのは大変そう。新たな用途に読者が高い関心を示すのは,こんな背景があると筆者は思っている。

図1●「Cellを搭載する民生用AV機器開発の軌跡」を語る石川禎氏
Tech-On!が撮影。スライドは東芝が作成。
[画像のクリックで拡大表示]

 東芝のエンジニアである石川禎氏(現在の役職は,同社デジタルプロダクツ&サービス社 コアテクノロジーセンター エンベディッドシステム技術開発部 主幹)は,そんな読者や筆者の思いを実際に経験した。8番組同時視聴/録画のフルHDテレビ「CELL REGZA 55X1」(Tech-On!関連記事1),専用メガネ付きの3次元表示テレビ(以下3Dテレビ)「CELL REGZA X2」(同2),裸眼でOKの3Dテレビ「REGZA 20GL1」(同3)という,Cell搭載のすべてのテレビの開発に携わってきた(図1)。

 CELL REGZA 55X1の発表が2009年10月で,3番目のREGZA 20GL1が2010年10月であり,1年間で3機種のCell搭載テレビが発表になっている。そんなハイ・ペースでCellテレビを開発できる体制は一朝一夕では作れない。石川氏によれば,Cellをテレビなどの民生機器に使いたいという思いを持ったのは,約10年前に遡るという。それから現在までにCellテレビ開発に注いできた情熱(苦労?)を,同氏は「LSIとシステムのワークショップ2011」(2011年5月16日~18日に北九州国際会議場で開催)の招待講演で語った。

■変更履歴
この記事の掲載当初,このページで以下のような誤りがありました。テレビの製品名が一部の箇所で「LEGZA」となっていたのは,「REGZA」の誤り。石川氏の所属が「ビジュアルプロダクツ社」となっていたのは,「デジタルプロダクツ&サービス社」の誤りです。お詫びして訂正します。現在は訂正された状態です。

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