NECは2011年3月23日、東日本大震災の影響で生産を停止していたNECグループの主な生産拠点で、生産を再開したことを明らかにした(ニュースリリース)。

 生産を再開したのは、NEC東北(岩手県一関市)、NECワイヤレスネットワークス(福島県福島市) 、NECトーキン(宮城県仙台市/同県白石市) 、NECインフロンティア東北(宮城県白石市)の4社。各社は今後、部材の供給体制の確保等を図りながら生産の拡大を図る。

 同グループでは、今回の地震で4社5カ所の生産拠点が被害を受けたが、全従業員の無事は確認できている(Tech-On!関連記事)。201年3月18日の時点で、NEC東北やNECワイヤレスネットワークでは、震災前の完成品の一部出荷を開始していた。