トヨタ自動車は、2011年3月11日に発生した東日本巨大地震の被災地域における移動を支援するため、同社のテレマティクス・サービス「G-BOOK」搭載車両から収集した通行実績情報(プローブ情報)を公開すると発表した。「通ることができた道」が分かるマップとして公開され、通行可能な道路の確認が可能になるという。

 マップでは、車両の通行実績によって以下の通り表示される。
・青色:双方向の通行実績あり(10台以上)
・緑色:一方向の通行実績あり(10台以上)
・黄色:通行実績あり(1台以上10台未満)

 情報は、2011年3月12日~前日までのものを毎日17時ごろに更新する予定という。

 利用方法は以下の通り。
(1)パソコンにGoogleEarthをインストールする。
(2)下記より通行実績情報(KMZファイル)をダウンロードする。
(http://g-book.com/disasterMap/ALL/Tohoku-Jishin_20110317.kmz)
※通行実績情報は毎日更新されるため、その都度ダウンロードする必要がある。
(3)ダウンロードしたKMZファイルをダブルクリックすると、自動的にGoogleEarthが起動し、被災地域周辺の通行実績情報が表示される。