トヨタ自動車は、東日本巨大地震の影響を受けて、全工場の稼働を2011年3月15～16日も停止することを明らかにした（ニュースリリース1）。関東自動車工業やセントラル自動車（本社相模原市）といった傘下のボディメーカーも同様に生産を停止する。

　トヨタ自動車およびボディメーカーは既に同月14日の稼働は止めていたが（ニュースリリース2、Tech-On!の関連記事）、「グループ社員や家族の安全を最優先とするため」（同社）、同様の措置を同月16日まで続ける。グループ内には大地震の直接的な被害を受けていない工場もあるが、「被害がないから生産するなどといった状況ではない。支援に力を注ぐ」（同社）としている。