東京エレクトロンは,3月13日に,今回の地震発生後の状況と今後の見通しについて発表した(ニュース・リリース)。

 それによると,同社は地震発生後すぐに,社長を本部長とする対策本部を本社に立ち上げて,情報の収集とその対応を進めている。13日までに対象地域のほとんどの社員の無事を把握しているが,社員の家族の安否も含めて引き続き確認中だとする。

 また,地震によって,東京エレクトロン東北(奥州市)と東京エレクトロンAT(松島町),東京エレクトロン技術研究所(仙台市)が操業を一時停止しているという。これらの事業所の被害状況は,ライフライン回復後にどの程度の期間で復旧が可能か含めて,調査中とする。今後,早期の操業再開に向けて全社をあげて取り組んでいくとした。