トヨタ自動車は,3月12日に,『<東北地方太平洋沖地震関連> 3月14日(月)の工場稼動について』というタイトルでお知らせをホームページ上に掲載した(当該ページ)。

 それによれば,3月14日(月)の工場稼働は,国内のトヨタ自動車の全ての組立て・部品工場,および全てのボディー・メーカーで中止することに決定した。トヨタ,ボディー・メーカー,サプライヤー従業員の安全確保とその家族の安否確認を最優先するためとする。

 同社は,同じ12日に,このお知らせの前にも,『<東北地方太平洋沖地震関連> 現在の状況』というタイトルで別のお知らせをホームページ上に掲載している(当該ページ)。それによると,同社は,地震発生後,直ちにトヨタ自動車の従業員,ならびに東北地区の関係会社,ボディー・メーカーの状況を確認してきた。11日までに,トヨタ自動車の従業員,およびトヨタ東北,東北地区ボディー・メーカー(セントラル自動車 宮城工場,関東自動車 岩手工場)の従業員の無事が確認できた。

 なお従業員の家族については,引き続き,安否を確認中としている。

 また,11日の地震発生後,上記東北地区の工場の従業員は安全な場所に避難したため,工場稼働を停止したことを伝えている。各工場での被害状況については,現在詳細調査中という。