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【MWC】「インドもTD-LTEへ,WiMAXはゲームオーバーだ」-Altair Semiconductorの共同出資者

中道 理=日経エレクトロニクス
2011/02/18 02:48
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写真 イスラエルAltair社のCo-Founder,VP Marketing and Business DevelopmentのEran Eshed氏
写真 イスラエルAltair社のCo-Founder,VP Marketing and Business DevelopmentのEran Eshed氏
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 イスラエルAltair Semiconductor社は,ソフトウエア無線技術を使ったRFおよびベースバンド処理チップを提供する会社である。TD-LTE,FDD LTE,WiMAX,XGPなどをソフトウエアの入れ替えだけで利用可能になる。日本ではXGP用のチップの提供企業として有名だ。スペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2011」(2011年2月14日~17日)会場で同社のCo-Founder,VP Marketing and Business DevelopmentのEran Eshed氏にTD-LTEの情勢などを聞いた。

―中国だけでなくインドでもTD-LTEを採用する機運が高まっていると聞く。

 その通りだ。1年前にはTD-LTEは中国のための技術と見られてきたが,今,世界中が注目する技術となった。特に,2010年にモバイル・ブロードバンド・サービス用の周波数オークションがあったインドでは,続々とTD-LTEの採用を決めている。

―半年前は,インドの事業者はWiMAXを採用するか,TD-LTEを採用するかで迷っているという状況だった。

 今は,Reliance Industries 社,Bharti Airtel 社,Tikona Digital Networks 社がTD-LTEの採用が決定している。これらの企業がWiMAXを採用することは100%ない。もうWiMAXはゲームオーバーだ。早いところでは2011年第2四半期の終わりか第3四半期の初めに商用サービスが始まる。

―米Clearwire社など,WiMAXサービスを提供している企業は,WiMAXとTD-LTE両方を搭載したモデム・チップを求めていると聞くが,AltairはTD-LTEとWiMAX両対応のソフトウエアを提供するのか。

 答えはNoだ。WiMAXの使われ方のほとんどは固定としてのものである。移動しないため,TD-LTEとWiMAXの両方式に対応する必要はない。また,移動向けのUSBモデムにしても,買い替えのサイクルは数年だろう。わざわざ,高コストなWiMAXとTD-LTE両対応のソフトウエアを作るのは無意味だ。

―無線LANとTD-LTEおよびFDD LTEの両方式をソフトウエア無線で実現し,Altairのチップ上で動作させることはあるか。

 理論的には可能だし,無線LANに通信の負荷を逃がしたいという移動通信事業者のニーズに合っている。実装するなら,無線LANとLTEが同時に動作するのではなく,状況に応じて切り替えながら使うという方法が考えられる。ただし,我々がそうしたソフトウエアを提供するかどうかについては答えられない。

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