RecoCheckの画面例
RecoCheckの画面例
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 リクルートは2011年2月1日,位置情報を活用したソーシャル・サービス「RecoCheck(レコチェック)」を開始した。iPhoneなどのスマートフォンに向けたサービスで,スマートフォンが内蔵するGPSからユーザーがいる場所を特定し,その付近にある「友達のお薦め情報」などを提供する。また,ユーザー自らが今いる場所を「チェックイン(登録)」してお薦め情報を投稿できる。このサービスを使うことで,お店に来店したり,商品を購入したりする消費行動を誘発するのが狙いという。

 RecoCheckは,Twitterのアカウントでログインできる。このため,Twitter上でフォローしている人が友達として認識され,それらの人たちのチェックイン情報やお薦め情報を見ることができる。お薦め情報は,Twitter以外に「Facebook」「mixi」にも投稿できる。現在はiPhone向けアプリケーションしか提供していないが,2011年4月にはAndroid向けも提供開始するという。

 ビジネスモデルについては,「具体的な事は決まっていない」としながらも,「期間限定の優待券などを表示して集客し,お店と売り上げをシェアすることなどが考えられる」(同社)としている。リクルートによれば,当面はサービスの普及に力を入れ,「2012年3月末までにこの種のサービスでNo.1になることを目指す」という。