米国の航空宇宙分野,防衛産業などで実践されている安全設計のアプローチ「システム安全(System Safety)」の権威であるNancy Leveson氏(米MIT教授)が来日した。2011年1月18~19日に東京で開催された「第8回 クリティカルソフトウェアワークッショプ(WOCS2011:Workshop of Critical Software,主催:JAXA,IPA/SEC)」において,基調講演に登壇した。  Leveson氏は,米国の航空宇宙分野,防衛産業などで実践されてきたシステム安全にソフトウエアの観点を導入し,ソフトウエアを含んだシステムの安全性について体系的にまとめたことで知られる。1995年に出版した『Safeware(邦題:セーフウェア)』は,安全が重要視されるクリティカルな機器を開発する技術者の間で,安全設計のバイブルとして読まれている。  Leveson氏は,昨年日本でも邦訳が出版されたSafewareの内容を基に,現在,同氏が研究として取り組んでいる新しいハザード解析手法「STAMP/STPA」について紹介した。

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