インテルは,自社の社員である約530人を対象にした健康増進プログラムを2011年1月に始める。同社などが組織する非営利団体「Continua Health Alliance」の規格に対応した機器やサービスを活用する。社員の日常的な健康意識の向上を図るほか,ICTを活用した健康管理が健康状態の改善にもたらす効果を検証する狙いである。

 Continua規格に対応したパソコンと体重計,血圧計に加え,インターネット・ヘルスケア・サービス「@からだ」を活用する。パソコンや健康機器は,インテルの社内4カ所に設置される。社員は,休憩時間などを利用して体重や血圧などを定期的に測定する。

 同プログラムでは,産業医とも連携を図ることで,各社員に適した健康管理を目指すという。社員に対して定期的な啓発メッセージなどを送り,社員の参加意識を維持する工夫も取り入れる。