【CES】ミツミがHEMS用Z-Waveモジュール,NTTドコモ向けか
ミツミは「2011 International CES」において,近距離無線通信「Z-Wave」に対応した通信モジュールを出展した(図1)。通信を利用して住宅内の家電機器などを制御する「HEMS(home energy management systems)」での利用を想定する。通信チップは米Sigma Designs, Inc.製で,同社製チップの採用を明らかにしているNTTドコモのHEMS向けとみられる(Tech-On!関連記事1,2)。
Z-Waveは900MHz帯に対応する。ミツミにとって今回のモジュールは,「今後の拡大が見込まれる900MHz帯への展開を図る第一弾」という位置付け。Z-Waveのデータ伝送速度は最大100kビット/秒程度と遅いが,「2.4GHz帯で使われるZigBeeや無線LANとの干渉を嫌うユーザーにとっては利点が大きい」(ミツミ)とみる。
モジュールの外形寸法は22mm×30mm×2.8mm。2009年12月ころから開発を始めていたもので,現在は次世代版として「さらに小さくしたモジュールを開発中」(ミツミ)だとする。Sigma社のチップは「SD3402A」を使う。チップ単体の消費電力は送信時で25〜34mA,受信時で28.5mA,スリープ時で3.2uAとなり,モジュール全体での消費電力は約90mWになるという。
CESの展示会場でミツミは,開発したモジュールを内蔵した電源コンセント「REMOTAP」およびパソコン向けのドングルを披露した(図2)。これらと照明機器を組み合わせて,ドングルを挿入したパソコンから照明機器のオン/オフを制御したり,パソコンのモニターに電力消費量を表示したりするシステムを実演した。電源コンセントの外形寸法は71mm×120mm×25mmで,消費電力は約1Wである。













