インドIndian Institute of Scienceと米IBM Corp.は,2層グラフェン(bilayer graphene)をチャネルに用いたFET(2層グラフェンFET)のオン/オフ比を高める手法を開発した(講演番号32.4)。従来提案されていたメタル・ソース・ドレイン構造に代えて,ソース電極とドレイン電極に半導体材料を使う。これにより,オフ状態においてドレイン電極からソース電極に流れ込むリーク電流を抑えられることを理論計算で示した。同グループの試算によると,今回の構造を採用することにより,ゲート長20nmの2層グラフェンFETでは,104台のオン/オフ比と110mV/ケタのSファクタを実現できる見通しという。

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