小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」が持ち帰った微粒子は、小惑星「イトカワ」由来であることが判明した。帰還カプセルのサンプル収納容器から採集された微粒子は、現時点で約1500個(図1)。それらの鉱物種(かんらん石、輝石、斜長石、硫化鉄など)と存在割合、成分比率を調べた結果、隕石の特徴と一致し、地球上の岩石とは異なるものだった(図2)。
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