政府系ファンドの産業革新機構(INCJ)は,ショットキ・バリア・ダイオード(SBD)などを手掛けるパワー半導体メーカーの日本インターに,35億円を出資すると発表した。日本インターは2008年3月期から3期連続で赤字を計上し,2010年には債務超過に陥った。このため2010年6月には「事業再生ADR手続」を実施し,約51億円の債務の株式化(DES,デット・エクイティ・スワップ)を行うなど,経営再建中だった。
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