日本精工と東芝は2010年10月26日,電動パワー・ステアリング(EPS)開発の合弁会社を設立したと発表した。日本精工が得意とするEPS関連技術と,東芝の制御ソフトウエア開発技術を組み合わせて,安全性の高いEPS向け制御システムを開発する。開発に特化し,「生産は行わない」(日本精工)方針である。開発品を2013年ごろに車両へ搭載することを目指す。将来的に「(EPSの)周辺部品までの広がりを見据えた制御システムの開発」(同社)を目指す考えだ。
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