• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOMEエレクトロニクス機器 > 【CEATEC】TDK,記録容量1TBの光ディスクを開発

【CEATEC】TDK,記録容量1TBの光ディスクを開発

  • 野澤 哲生=日経エレクトロニクス
  • 2010/10/08 19:28
  • 1/1ページ
中央のディスクが今回の開発品。周囲は,既存の光ディスク何枚で1TBを実現できるかを示している。
中央のディスクが今回の開発品。周囲は,既存の光ディスク何枚で1TBを実現できるかを示している。
[画像のクリックで拡大表示]
開発品の拡大写真
開発品の拡大写真
[画像のクリックで拡大表示]

 TDKは2010年10月5~9日に幕張メッセで開催している「CEATEC JAPAN 2010」において,記録容量が1T(1024G)バイトの光ディスクを参考出展した。片面で記録容量32Gバイト,両面で64Gバイト記録できる記録層を16層設けて実現した。現時点で製品となっているBlu-ray Disc(BD)は最大4層だが,これを大幅に増やした格好である。

 16層という多層化を実現できたポイントは,光透過率が高いディスク材料をTDKが独自に開発した点。具体的には,第1層分では光透過率95.1%,16層目でも72.6%の光が透過するという。ただ,この材料は「BDの一部で使われた実績があり,耐久性などの問題はない」(TDK)。加えて,利用するレーザ光も「BDと同じNA(開口数)0.85のビームを使う」(同社)としており,既存のBDの技術の多くが流用できるという。

 データの読み出し速度も,32Gバイトの1層分はBDと同じ。読み出し時のシンボル・エラーレートは,各層およそ1×10-5~1×10-4の間に収まっており,「実用化には問題ない水準」(TDK)という。

 残る課題は,ディスクの厚さ。「Blu-ray Discの規定では記録層を計100μm厚以下にしなければならないが,この光ディスクは,同260μm厚。厚いと光学レンズの収差の問題も出てくる」(TDK)という。

 想定する用途は,家庭用記録メディアのほか,データのバックアップや放送業務など。実用化できるかどうかは「HDDメーカー次第」(TDK)とした。

【技術者塾】(10/24開催)
不具合の未然防止に役立つ 組み込みソフトのモデリング

ソフトウエア技術者の設計力向上の勘所


ソフトウエア設計図(モデル)の具体例を紹介しながら基礎を解説します。「静的構造図」や「動的構造図」などを演習を通して作成。ソフトウエア技術者の設計力を高め、もっと速く楽に開発することを目指します。 詳細は、こちら
日程 : 2016年10月24日
会場 : Learning Square新橋
主催 : 日経エレクトロニクス

おすすめ