富士通と東芝は2010年10月1日,富士通傘下となる携帯電話事業の統合会社「富士通東芝モバイルコミュニケーションズ」を発足したと発表した。両社は2010年6月17日,携帯電話事業の統合に基本合意していた。東芝が携帯電話事業を新会社に譲渡し,富士通が新会社の株式を取得したことで事業統合が完了した。

 新会社の資本金は4億5000万円。出資比率は,富士通が80.1%,東芝が19.9%である。代表者は,富士通 執行役員常務の大谷信雄氏が務める。

 なお,富士通の携帯電話事業は,富士通本体で継続される。