図1 「ニンテンドー3DS」の発売日と価格
図1 「ニンテンドー3DS」の発売日と価格
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図2 任天堂 代表取締役社長の岩田聡氏
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図3 「アクアブルー」
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図4 「コスモブラック」
図4 「コスモブラック」
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 任天堂は2010年9月29日,幕張メッセで開催したプライベート展「任天堂カンファレンス2010」で,裸眼での3次元(3D)映像表示に対応した携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS(スリーディーエス)」の発売日と価格を発表した(Tech-On!の続報)。発売日は2011年2月26日で,価格は2万5000円である。

 登壇した任天堂 代表取締役社長の岩田聡氏は,「立体表示になることでゲームの迫力が増すのはもちろん,ゲーム内の世界との触れ合いの臨場感がより高まる。ゲーム空間の高さや広さ,奥行きや距離感が認識しやすくなることで,空間内をより自由自在に動き回れるようになる」と自信をみせる。

 ニンテンドー3DSは,2010年6月に米国ロサンゼルスで開催された「2010 Electronic Entertainment Expo(E3)」で発表された折り畳み型の携帯型ゲーム機(Tech-On!の関連記事)。ハードウエア仕様は,E3で発表された通り。筐体の上下にそれぞれ,液晶パネルを搭載する。上側の液晶パネルは3.53型で800×240画素であり,裸眼立体視に対応する。3D映像の表示には「視差バリア」方式を採用するとみられる。筐体右側にある「3Dボリューム」で,3D映像の強弱を変更可能だ。下側の液晶パネルは3.02型で320×240画素であり,タッチ・パネルによる入力機能を備える。このほか,上側筐体の外側に2個のカメラを備えており,3D画像を撮影できる。

 色展開は,「アクアブルー」と「コスモブラック」の2色。容量が2GバイトのSDメモリーカード,タッチ入力用の専用ペンなどを同梱する。3DS対応のソフトとしては,「バイオハザード リベレーションズ」や「メタルギアソリッドスネークイーター」「ニンテンドッグス プラス キャッツ」など75タイトルを順次投入予定とする。