<b>写真1 「Droidget Camera」の画面</b><br />カメラ画面の上にウィジェットが表示されている
<b>写真1 「Droidget Camera」の画面</b><br />カメラ画面の上にウィジェットが表示されている
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&lt;b&gt;写真2 AR機能&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;ウィジェットを位置や方向に応じて浮遊させられる
<b>写真2 AR機能</b><br />ウィジェットを位置や方向に応じて浮遊させられる
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&lt;b&gt;写真3 マーケット機能の画面&lt;/b&gt;&lt;br /&gt;iPad上に表示されているが実際には,Android端末で表示し,ウィジェットをダウンロードする
<b>写真3 マーケット機能の画面</b><br />iPad上に表示されているが実際には,Android端末で表示し,ウィジェットをダウンロードする
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 GClueは2010年9月28日,東京都内で開催された「Google Developer Day 2010」において,Android向けに試作したカメラ・アプリケーション・ソフトウエア「Droidget Camera」を展示した。ウィジェットで機能を拡張できるのが特徴。近日中にAndroid Marketを通じて配信する予定だという。

 ウィジェットを追加することで,カメラの機能を変えられる(写真1)。例えば,人物を色白に写すウィジェットやキャラクタと一緒に撮影できるウィジェット,文字の吹出しを写真に加えるウィジェットなどを,ユーザーが好みに応じて追加できる。また,方向や位置に応じてウィジェットを映像上に浮遊させるAPIも用意し,AR(拡張現実感)アプリケーションも作れるようにする(写真2)。

 ウィジェットは,GClueが運営するマーケットからダウンロードする仕組みになっている(写真3)。ウィジェットは外部の開発者も作成可能で,GClueのウィジェット・マーケットに登録することで配信できる。現時点では「(Gclueのマーケットで)有償でのウィジェット配信に対応する考えはない」(GClue代表取締役の佐々木陽氏)という。