Infineon社の買収計画を述べる中で,3GとLTEに触れた
Infineon社の買収計画を述べる中で,3GとLTEに触れた
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Intel社のOtellini氏
Intel社のOtellini氏
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WiMAXや無線LANなど,選択肢が広がっているという
WiMAXや無線LANなど,選択肢が広がっているという
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 Intel Developer Forum 2010(IDF 2010)の初日の基調講演で,同社President兼CEOのPaul Otellini氏は,同社のWiMAXやLTE(long term evolution)など,通信技術への取り組みについて短く触れた。

 Otellini氏は,今後のコンピューティング事業を支える三つの重要な柱として,「エネルギー効率の高さとパフォーマンス」と,「セキュリティ」,そして「コネクティビティ」を挙げ,このうちのコネクティビティの重要性に触れる中で,通信技術への取り組みに言及した。「Centrinoを導入することで,今や無線LAN機能は標準的になった。またWiMAXに関しても,利用者が拡がっている。さらに,Infineon社のワイヤレス・ソリューション事業の買収計画を遂行することで,LTEや3Gの技術も手に入れることができる」(Otellini氏)とした。会場に表示したプレゼンテーションでは,無線LANとWiMAXに加え,3GとLTEも含めてトータルに提供できる準備があることを示し,コネクティビティ分野の選択肢を広げつつあることをアピールした。

 なおOtellini氏は,「パフォーマンス」として22nmプロセスによるマイクロプロセサへの取り組みを挙げ,「セキュリティ」としては「Intel vPro」や,米McAfee Inc.の買収計画を例に出していた(Tech-On!の関連記事 )。