登壇する泉水氏
登壇する泉水氏
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デモを披露。泉水氏と子供がゲームに興じている。
デモを披露。泉水氏と子供がゲームに興じている。
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発表会場の外ではKinectを出展していた。
発表会場の外ではKinectを出展していた。
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 米Microsoft Corp.は,同社の据置型ゲーム機「Xbox 360」に向けたジェスチャー入力コントローラ「Kinect for Xbox 360」を,2010年11月20日より1万4800円(対応ゲームソフトを含む)で日本で発売する(発表資料Tech-On!関連記事)。日本での発売日と価格を明らかにするのは今回が初めて。これまで公表していたのは,北米や欧州に向けた製品だけだった。このほか,KinectとXbox 360を同梱した製品も,同日に発売する。日本で販売する予定のKinect専用ゲームソフトは,2011年初頭までに10タイトルである(発売初日に6タイトル販売)。

 今回の発表に合わせて,2010年9月8日,東京都内で報道機関向けの発表会が開催された。マイクロソフト 執行役常務 ホーム&エンターテインメント事業本部長の泉水敬氏は,「Kinectをきっかけに,より幅広いユーザーに楽しんでもらいたい」とユーザー層拡大への期待を述べた。会場では,Kinectを利用したデモを披露し,会場を沸かせていた。

 このほか,オンライン・サービス「Xbox LIVE」にて2010年末から日本でも動画配信サービス「Zune(ズーン) ビデオ」を開始することを明らかにした。既に18カ国でZune ビデオを展開している。日本では,バンダイチャンネルや米NBC Universal 社,米Paramount Pictures社 が動画コンテンツを提供する予定である。1080p の映像と 5.1チャネルのサラウンドで,動画のストリーミング再生が可能である。

 また,2010 年 9 月から2011年春までに投入するXbox 360向けゲームソフトを紹介した(発表資料)。Kinect 専用タイトルを合わせて約 100 タイトルの発売を予定する。この数字は,前年同期の約2倍の本数だという。