パナソニックが旅行者用ナビ・デバイス「旅ナビ」を投入,ARサービスも付加
パナソニックは2010年9月7日,新カテゴリのナビゲーション機器「旅ナビ」(商品名:ポータブル SDトラベルナビゲーション,型番:CN-SG500L-T/D-T)を2010年10月8日に発売すると発表した(写真1)。町歩きを楽しむ旅行者に向けた機器で,50代以上のシニア層がターゲット。カーナビとしても利用できる。家電量販店と,自動車用品店の両方で販売し,実売は6万円程度になる見込み。
旅ナビには昭文社の「MAPPLEガイド」から収集した全国47都道府県の8万件の飲食店,宿泊,ショップのガイドなどを搭載。現在地の周囲にあるスポット情報やこれから訪れる観光地の情報を調べたり,ルート検索ができたりする。
特に新しいのはカーナビとしては初めてカメラを内蔵し,AR(拡張現実感)のサービスを搭載した点。カメラで写した映像の上に観光スポットやランドマークの名称と距離を表示する「街並みスコープ」という機能や,観光スポットをカメラで撮影するとその場所の解説が現れる「何これカメラ」を盛り込んだ。
街並みスコープは地磁気センサーからカメラが向けられている方向を割り出し,その方向で,現在地の周囲にある情報を表示する(写真2)。何これカメラは撮影方向の数百メートル以内にある観光スポットの情報を表示する。映像解析などの技術は使っていない。観光スポットが密集しており,複数の候補がある場合は,可能性の高いものの順に複数表示する(写真3)。
旅ナビは200万画素のデジタル・カメラとしても使える。撮影した際は,位置情報がメタ・データとして同時に書き込まれ,後から自分が撮影した軌跡を追うことが可能である。
ネットワークとの接続機能は持たず,SDカードを介して,情報の追加を行う。追加の観光情報もオンライン・ストアで販売する計画で,こうした情報はパソコンの専用ソフトウエアを使ってSDカードに書き込み,旅ナビに追加する。ワンセグ視聴や録画もできる。












