Micrel,消費電力を半減させた10M/100Mビット/秒Ethernet対応の物理層トランシーバICを発売
米Micrel Inc.は,同社従来品に比べて消費電力を半減させた10M/100Mビット/秒Ethernet対応の物理層トランシーバIC「KSZ8051MNL/KSZ8051RNL」を発売した(ニュースリリース)。IEEE802.3規格に準拠する。カテゴリ5(CAT5)のより対線を介してデータを送受信する用途に向ける。家庭用ゲーム機やIP電話機,セットトップ・ボックス,テレビ,プリンタなどを狙う。
KSZ8051MNLは,MAC層チップとの間にインタフェースとしてMII(Media Independent Interface)を採用した。一方,KSZ8051RNLはRMII(Reduced Media Independent Interface)を備える。「RMII v1.2」規格に準拠しており,MAC層チップへのデータ出力時の基準クロック信号は50MHzに対応する。集積度が高いことも特徴の一つである。差動配線に対応した二つの終端抵抗やレギュレータ回路なども集積した。
バック・ツー・バック接続モードを備える。自動ネゴシエーション機能を搭載しており,伝送速度を自動的に選択可能だ。全二重,もしくは半二重の設定も自動的に実行できる。リンク(伝送路)の状態をLEDの点灯で示す機能も用意した。電源電圧は+3.3V単一で動作する。コア部には,前述のレギュレータ回路で+1.2Vに降圧して供給している。なお,入出力インタフェース部には,+1.8Vや+2.5V,+3.3Vの電圧を別途供給することも可能だ。動作温度範囲は0〜+70℃。パッケージは,実装面積が5mm×5mmと小さい32端子QFNである。価格は公表していない。
このほか,24端子QFNに封止したEthernet物理層トランシーバIC「KSZ8051RNL」も併せて発売した。MAC層チップとの間にインタフェースにはRMIIを採用する。価格は公表していない。












