【決算】コマツの2010年4〜6月期は大幅な増収増益、新興国を中心に設備投資やインフラ整備が活発に
コマツの2010年4〜6月期の連結決算は、売上高が前年同期比39.5%増の4471億円、営業利益が同554%増の540億円、当期純利益が同545%増の306億円だった。中国やインドなどで建設機械などの主力製品の需要が伸びているほか、日本/北米/欧州でも需要回復の兆しが見られるという。
建設機械・車両事業では、新興国のインフラ整備や資源保有国の鉱山開発が活発になったことに加え、先進国でも需要が底打ちしたことから、すべての地域で売上高が前年同期を上回った。為替は、米ドル/ユーロ/元に対して大幅に円高に振れたが、売り上げの増加や生産性の向上などにより影響を吸収できたという。
産業機械事業では、自動車業界の設備投資が回復しており、同社が「戦略市場」と位置付けている、中国/インド/ブラジルなどの地域を中心に、大型のプレス機械、中小型の板金鍛圧機械、工作機械の受注が増加に転じた。さらに、太陽電池の需要が堅調に推移していることから、シリコンインゴットの切断に使用されるワイヤソーの販売が、特に中国で大きく伸びた。
なお同社は、決算発表前の2010年7月13日に、2010年度上期(同年4〜9月期)と通期(同年4月〜2011年3月期)の業績見通しを上方修正している。上方修正後の上期の見通しは、売上高が8700億円(修正前は8150億円)、営業利益が900億円(同680億円)、当期純利益が520億円(同370億円)である。通期の見通しは、売上高が1兆7120億円(同1兆6600億円)、営業利益が1790億円(同1570億円)、当期純利益が1050億円(同900億円)である。
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