日産自動車は、新たに開発した排気量1.2Lのエンジン「HR12DDR」を、欧州市場向けの小型車「マイクラ」(日本名マーチ)に2011年前半より搭載すると発表した。HR12DDRは、新型マーチに搭載している1.2Lの3気筒エンジン「HR12DE」をベースにガソリン車用として世界最高レベルの燃費を目指して開発したもので、出力は排気量1.5Lのエンジン相当ながら、CO2排出量は欧州計測モードで95g/kmに抑えた。これは、トヨタ自動車の新型「プリウス」の89g/kmに迫る値だ。
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