韓国Samsung Electronics Co., Ltd.とエルピーダメモリ,それぞれのスマートフォン向けのDRAM戦略に関する講演が,6月25日にあった。どちらも,デナリソフトウエアが都内で開催した「MemCon Tokyo 2010」で行われた。Samsung社の戦略に関しては,日本サムスン Memory技術品質担当 部長のSangkuk Kim氏が講演した。エルピーダメモリの戦略については,同社 モバイル&デジタルコンシューマDiv. マーケティングGr. エグゼクティブプロフェッショナルの吉富安雄氏が語った。両氏ともに,スマートフォン向けDRAMが,2010年中に現行のLPDDR型からLPDDR2型へ本格的に移行するとの見方を示した。2011年には,スマートフォンを含む携帯電話機向けDRAMの「20~30%がLPDDR2型になる見通し」(日本サムスンのKim氏)である。
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