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形状が異なる「DVX-5D8」(中央),3D対応のデジタル・フォトフレーム「DPF-702」(右)も出展。
形状が異なる「DVX-5D8」(中央),3D対応のデジタル・フォトフレーム「DPF-702」(右)も出展。
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 台湾の大手ビデオ・カメラ・メーカーであるDXG(徳之傑)社は,外形寸法が手で隠せるほど小さいながらも3次元(3D)映像を撮影できる新機種「DVX-5D7」を,2010年8月に量産する計画だ。OEM供給と自社ブランド販売の両方を視野に入れている。

 解像度は「3D映像のときVGA,2D映像のときハーフHD」(説明員)。本機が搭載する3.2型のディスプレイは,眼鏡が不要な視差バリア方式の3D機能を備えている。搭載するカメラのレンズの間隔は,通常の6.5cmより大幅に狭いが,「画像処理で立体視効果を得られた」という。画像処理LSIは,Ambarella社製品でもZoran社製品でもない。

 撮像素子の有効画素数は500万。HDMI端子を備え,SDHCメモリーカードに対応する。価格に関して説明員は「開発費がかさんだので正直,あまり安くできないかもしれない」と話していた。