米NewSight社の日本法人であるニューサイトジャパンは,裸眼での3次元(3D)映像表示に対応した8.4型の液晶ディスプレイを開発し,米国シアトルで開催中のディスプレイ関連の国際会議「SID 2010」の展示会に出展した。開発品は,3D映像の表示に視差バリアを用いており,視差数は8。「視聴者が横に動いたりして,3D映像の視聴に最適な位置から別の最適位置へ移動する際に,左目用と右目用の映像が混ざり合う『クロストーク』の発生を極力減らすことで快適に視聴できるようにした」(同社 代表取締役 社長の神田清人氏)という。
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