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【SID】「3D事業の成功に自信」,基調講演で米SonyのGlasgow氏

2010/05/25 08:11
佐伯 真也=日経エレクトロニクス
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図1 米Sony Electronics社 President and Chief Operating OfficerのStan Glasgow氏
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図2 基調講演では3D映像のデモを実演
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図3 デモに使用された米Real D社の「3Dメガネ」
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 「3次元(3D)映像に対応した製品の市場投入は大きなチャレンジだが,成功する自信がある」――。

 ソニーの米国法人である米Sony Electronics Inc.で,President and Chief Operating Officerを務めるStan Glasgow氏は,「The Sony 3D Cinema Experience ― The Future of Entertainment in 3D」と題した「SID 2010」のビジネス・カンファレンスの基調講演に登壇し,同社の3D事業について語った。

 現在,ソニーはグループを挙げて,3D事業へ注力する姿勢を見せている。コンテンツ関連では,米Sony Pictures Entertainment社が3D映画3作品の上映を計画するほか,スポーツ放送大手のESPNと提携してスポーツ放送の3D対応を推進中である。製品関連では,3D対応の液晶テレビ「BRAVIA」やレンズ交換式カメラ「NEX」を発表済みである。2010年中には3D対応のパソコン「VAIO」も市場投入する予定だ。

 Glasgow氏は,3D事業の成功に自信を見せる理由として,以下の三つを挙げる。一つが“3D映像のクオリティの高さ”である。「ディスプレイ技術はこれまでモノクロのCRT,カラーのCRT,リアプロ,フラットなCRT,PDP,液晶,有機ELと進化してきた。3Dはこれまでのディスプレイにはないエキサイティングな技術。消費者が特別な体験を得られる」と,Glasgow氏は言い切る。

 二つ目の理由が,“標準化”だ。コンテンツ製作者や放送事業者などの間で,3D映像表示の仕様の標準化が進んでおり,「消費者に混乱を与えない」(Glasgow氏)とする。

 最後の一つは,“消費者への教育”である。「我々は,これまで多くの場所で3D映像の啓蒙活動を行ってきた。この結果,多くの消費者は既に,3D映像がこれまでの2D映像と異なることを理解している」(Glasgow氏)とした。



 日経エレクトロニクスは,2010年6月29日(火)にNEセミナー「3D放送の展望と標準化の行方」,同6月30日(水)にはNEアカデミー「3Dディスプレイの基礎と応用」を開催します。NEセミナーでは,国内外で急増する3D放送に関する最新動向を,NEアカデミーでは,3D映像技術の基礎を網羅的に把握できます。ぜひご参加下さい(会場はそれぞれ異なります。NEアカデミーは,2010年1月25日に開催した内容の,アンコール講演です)。

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