図1 「945SH G Ver.GP30th」を手にするソフトバンクモバイル代表取締役社長 兼 CEOの孫正義氏
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図2 発表会にはお笑い芸人の土田晃之さん(左)と若井おさむさん(右)が登場
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図3 ガンプラやカスタマイズ用のシール,専用の充電器が同梱される
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 ソフトバンクモバイルが2010年5月18日に発表した携帯電話機の新機種の中で,最も注目を集めたのが,シャープ製の“ガンプラ・ケータイ”「945SH G Ver.GP30th」である(ニュース・リリースTech-On!の関連記事1)。アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデルであるガンプラの誕生30周年を記念したもの。創通の監修の下,ガンプラの魅力である,“世界に二つとない自分自身のガンダムを組み立てて,好みにカスタマイズする楽しさ”をコンセプトに開発されたという。ソフトバンクモバイルは,2007年冬商戦向けの端末として,人気キャラクター「シャア・アズナブル」をモチーフにした携帯電話機「913SH G TYPE-CHAR」を発表しており,今回はその第2弾となる(Tech-On!の関連記事2)。

 ベースとなる端末は,ソフトバンクモバイルの2010年夏モデルとして発表された「945SH」(シャープ製)。この端末は,1280×720画素で,30フレーム/秒のHD動画を撮影できるのが特徴だ。撮影したHD動画は,HDMIケーブル(TYPE Dコネクタ)を介して,薄型テレビなどに出力できる。無線LAN機能や,IPX5/IPX7相当の防水機能,IP5X相当の防塵機能,有効画素数1210万画素のCCDカメラを搭載するなど,ソフトバンクモバイルが提供する携帯電話機の中では最もハイスペックな端末の一つだ。

 945SH G Ver.GP30thでは,機動戦士ガンダムに登場する「RX-78-2ガンダム」をモチーフに外観のデザインから待ち受け画面などのコンテンツまでガンダムの世界観で統一した。RX-78-2ガンダムのシールドをイメージした電池カバーや,カスタマイズ用のシールを同梱する。さらに,この端末専用のガンプラと専用充電機も同梱される。

 数量限定で2010年9月中旬以降に発売する。具体的な販売数は明らかにしていないが「数万台程度」(同社 代表取締役社長 兼 CEOの孫正義氏)の予定だ。発売に先立ち2010年5月19日から,ソフトバンクモバイルのオンライン・ショップと全国の携帯電話取扱店で予約受付を開始する。